謝辞 (10月31日)

当連載、『窓のない部屋から見えた景色』は本日で最後の日記となります。半年間という短い間では御座いましたが、訪れてくださった皆様には厚く御礼申し上げます。
 
どうもありがとうございました。
 
元々は自身の『窓のない部屋から見えた景色と見えなかったいくつもの未来』というエッセイブログが原型でして、当連載の初期はその頃の作品を載せていたんです。途中からは憎まれ口ばかり偉そうに叩いておりましたが、普段語ることの出来ない考えや理想を綴ることができて楽しかったです。
 
明日から新しい生活が始まります。それは、遥か未来まで歩いていくための、果てしなく長い、大切な修行期間の始まりなのです。今22歳だから、目一杯働いたとしてあと43年もあるのか。10年修行してもまだ32。中々面白そうだ。
 
人生は死ぬまで修行です。そして毎日が本番でもあります。ある野球マンガで「試合ほど身になる練習はない」という台詞を見かけました。つまり私たちは、日々最高の修行をしているということになります。1日を必死に生きて、翌日に繋げていく。それは延々と続く階段なのか、一歩ごとに景色の変わる世界なのか、一人っきりなのか周りは人波で溢れているのか、一人だけど動植物で溢れているのか、描かれる世界は人によってそれぞれ違うだろうけど、求めているものは恐らく同じでしょう。頭では分かっているけど、言葉や形では表せないもの、夢とか理想なんて言葉にできるような安いものではありません。みんな持っているけど形のないものなーんだ?そんななぞなぞを昔聞いたことがあります。
 
答えは「名前」だったので出題者の口をホチキスで止めて溶鉱炉に沈めましたけど、そのはっきりとは理解できない何かを探しに行ってきます。既に旅立っている方もまだスタート前の方も、どうぞ今後ともよろしくお願い致します。
 
それでは、行って参ります。
 

日曜朝の過ごし方 (10月30日)

過ぎ去った子供時代を思い出すためには日曜朝の特撮かアニメを見ることであるな、と悟ったので、1週間で最も浮かれることの出来る土曜の深夜という時間帯をドブ川へと投げ捨て、21時に布団に入ったら10時に目が覚めたので夕飯に睡眠薬が含まれていた疑いが強まった。
 
既に子供番組の終わった時間帯、サンデージャポンを眺めながら思うのは日本政治への憂いなどではなくて、寝る子は育つという古代の妄想であります。おそらく昔の大人が、夜更かしの止まない子供を寝かしつけるために口から放った出任せだと思うのですが、科学的にも睡眠中にホルモンが云々と説明できるため、つまりは嘘から出た誠として現代まで語り継がれている珍しい例です。
 
しかしである。寝る子は育つが育つ先にあるものは「老化」であり「死」である。いただけませんな。老人になるのは遥か未来の話ですが、老いを感じるのはおそらくハタチを越えた辺りからです。誰もが20代前半の頃に、「あー、年だなぁ」「何言ってるの、まだ○○歳じゃない」というやり取りを1度は行っている。これは老化したと言いたいのではなくて、生まれてから現在に至る年月の流れを言葉にして発散しているのである。
 
年月を憂いているにしては身体の節々が痛むのは幻想だと信じまして、今は寝すぎた話をしています。予定では21時に布団に入り、10時間寝れば7時。すると魔法戦隊マジレンジャー → 仮面ライダー響鬼 → ふたりはプリキュア と3プログラム1時間半に渡って楽しめるのです。その前後には大好きな旅番組の晴れたらイイねと元祖でぶやが控えている。このスーパーコンボを10時間という十分すぎる睡眠の後に閲覧できることの何と幸せなことか。
 
しかし楽に寝坊したので案外どうでも良かったのかも知れません。バイトとか遊びの時は絶対寝坊しないのにどうでも良いことだと案外寝坊できるものです。しまった!まぁ良いかで済ませられる寝坊。案外、日曜の朝はそこに醍醐味が隠されているのかも知れません。
 

日記 (10月27日)

説明会に行ってきたんですけど、私以外にもう一人女性の方が採用されてました。そして面と向かって「二人はあまりテストの出来は良くなかったんだけど…」と言われたので甲府盆地に大量の産廃を捨ててきた。神は死んだ。この採用は成長性に期待という当歳馬のセールみたいな理由でしょうか。
 
大量の自主学習用資料を手渡され、契約の説明を受ける。30分後終了。緊張一生本番一瞬とは古来より伝わる大陸伝承の有名なひとつだと偽ることを思いついた私のガセですが、前日来の緊張は僅かの時間でかき消され、気がつけば出口の前を歩いていました。
 
もう一人の女性と少し話しながら歩いたのですが、どうやら彼女もテストの感触が余り良くなかったようで、もうダメだと思っていた際の採用だったので嬉しいと言ってました。信じられない、実感がないというのが共通の感想であり、つまり我々は、出来の良い人間を何名も退けての採用だったということでしょうか。神は生きていた。
 
まぁ力をくれるなら神でも仏でも良いですわ。どちらでも良いんで、今後とも奇跡をヨロシク。奇跡ってバンバン起きるもんなんすよ。今ここで僕が鼻をすする確率とかってとても低い。即ち奇跡の類です。世界には奇跡が溢れています。意味は自分でも良く分かっていませんが、なんか怪しい新興宗教みたいになってきたので今日はこの辺でトンズラこくズラ。
 

当たりやすいという名の罠 (10月24日)

先週ナンバーズという宝くじを初めて買ってみた者ですけど、あんなもん当たるワケねぇと思いながら興奮しつつ200円投資したんですね。スリルと言いますか、日常に些細な危険を含ませたいなんてお前は何処のヒットマンだよとウキウキしながら抽選結果を見たら見事なまでに外れたので売り場のオバチャンを縛り上げて自転車で轢いた。
 
ナンバーズとは3ケタか4ケタの数字を選んで、その数字が順番どおりに当たればストレートという高額配当、順番は関係なく選んだ数字が当たっていればボックスという少しグレードの下がる配当をゲットという宝くじなんですけれど、そうそう。今日は何が言いたいかってな。
 
先週の水曜日に初めて買ったんすよ。147だったかな?で思いっきり外したんで、しばらくは出目の傾向をつかもうと思って、買ったつもりで数字だけ予想してたんです。「650が怪しい。いや、605か。いや506だ!」なんて。
 
んで金曜日。はぁー買い物行くついでにナンバーズ買うべ200円だし、なんて考えていたんですけど結局面倒になって買わず、頭の中では「ロクゴーゼロの3種で来るな。」なんて買ったつもりになりながら、今日までそのことをすっかり忘れておりまして。
 
まぁオチとしましては、皆さんの予想通り先週金曜の当選数字が650番だったわけです。ストレートで13万円、ボックスでも2万円という高額配当。いやそれ以前に、1000通りある組み合わせの中から650をはじき出す確率を考えても、統計学的に今後999回は当たらないであろう事実が突きつけられると、ショックの度合いは2倍3倍、いやさ10倍にもなる!なんて丹下段平のようなセリフもすらっと吐きますわ。
 
というわけでナンバーズ買って来ます。イメージしろ!見えるか、見えた!同じ数字が2つ来そうな予感がしたので515だ!あと203。勝負の時間が訪れた。これにて!
 

回顧 (10月23日)

どうも、薄着で厚い布団かぶるのが好きな者です。
 
さて、就職が決まっていよいよ普通じゃない人生を歩み始めた私ですが、その予兆は自身の中では高校の時分から既に現れていたように思います。
 
僕は昔から勉強が嫌いな子でした。それでも成績は小学校では中の上、中学でも中の上、高校も学区内で上から4つ下から6つ目の中堅校と呼ばれているところへ進学し、成績は中くらい、大学も至って普通レベルの学校に現役で進学し、本当にこれといった特徴のない人生を、のらりくらりと生きてきました。
 
進級するに連れて徐々に勉強をしたくない度合いが本気になってきた私は、18から21まで、新聞社のアルバイトに入り浸るようになり、3年になった頃にはほとんど学校には行かなくなりました。3年間生活して1人も友人がいなかったのです。
 
幸いなことに私には大手の新聞社でアルバイトしているという、何の肩書きにもならない間違った自信が植え付けられており、それを勘違いするだけの頭の弱さもありましたから、周囲の目に押し潰されることなく生活することが出来ました。
 
昨年の秋に大学を編入し、授業に行かなくても良いようになったのは思い切った決断だったと思います。家族や一部の親族は、そんなことで将来は大丈夫なのかと本気で心配していたようですが、本人は至って気楽なもので、焦りは感じていましたが、このご時世仕事を選ばなければどうにでもなる、適当に生きていけるということも知っていましたし、口癖である「まぁなんとかなんべ」を連発しながら、引き続きマイペースに日々を生きていました。
 
唯一の自負であった新聞社でのアルバイトも、今年の3月に制限期間の満了を迎え引退。10代から20代への過渡期の、そのほとんどの時間を会社で過ごしたのは、決して強がりや体裁を保つためなどではなくて、本当に、ただ大学に通って講義を受けるだけでは得られないような知識、経験を得ることが出来たと思います。
 
それから約半年、働き詰めだった3年間で失っていた自由を満喫し、何かを取り戻すかのように必死にダラダラ過ごしました。1日中パソコンの前で、自サイトのネタ日記を書いたり、友人のバンドに歌詞を書いたり、たまにライターの求人を探したり。ライターの求人ってのは往々にして「実務経験○年以上」「大卒以上で〜」という縛りがあり、自分には縁もなくて、諦めようと思ったこともあります。いや、もう諦めて、就職支援サイトからスカウトメールを貰った小さなベンチャー企業の営業職に応募しようとしてました。実際、メールのやり取りまでしていたのです。
 
しかしながら去る9月、つまり先月、フラッと立ち寄ったサイトで、応募資格が20〜27という年齢制限だけの求人広告を見つけました。業務内容が全国の新聞社のテレビ欄やテレビ番組関係の各雑誌に番組紹介の記事を書くというもので、どうせ諦めるならせめてこれを受けてからにしようと思い、思い切って応募しました。応募した段階で何故か採用された気になり、父に「ライターの仕事始めることにした」などと言っていたのは今でもナゾです。
 
人生初めての就職面接に行って、応募者が150人いて採用人数が1人であること、採用試験でドラマの紹介記事を書かされ、緊張して全然気の利いたまとめ方が出来なかったこと、重役面接での感触など、それらを総合して100%不採用だと思いました。いやいや、確かに結果は採用だったんですけれども、今でも実感がないというのが本音です。
 
何度も思い出されるのが、重役さん2名との面接時に、「将来ライターの仕事をやっていきたいなら、これほど経験になる仕事はない」と言われたことです。何よりも経験と実力が必要な世界で、その両方を培えるというスペシャルな場に飛び込むことが許されたのは、在り来たりな表現をすると「夢のよう」で、もし自分の周りにそういった友人がいれば、人の幸せには吐き気がするので腹を立てると思いますが、自分の幸せは撒き散らしていきたいので言いますけど、とても嬉しいです。
 
勉強が大嫌いで、出来れば遊んで暮らしたいと思っていた。「遊んで」というのは言葉の通りで、寝たい時に寝て覚めた時に起きて、腹が減ったら飯を食い、退屈を持て余しながら自堕落な生活をすること、基本的にはそういう理想を持っていましたから、サラリーマンとして営業に奔走するのは嫌だったし、先生や警察官、パイロットなんて明確な夢があるわけでもなかった。高校の頃から、勉強=将来だといくら教え込まれても、勉強する気にはならなかったし、大学はなんとか行けたけど、その先は普通の人生を歩めなさそうな気がしてた。バイトの先輩たちからも、「佐藤がスーツで歩き回る姿が想像できない。」なんて言われていた。実際、自身就活する気もなかった。危機感を感じても、何もしなかった。
 
それでも、ただ文章を書くことだけはずっと好きだった。それが仕事になればいいなとは考えていたけど、そのために何をしてきたのかは全く分からない。いつの間にか、そのスタート地点に立っていた。まさに今、スタートの号砲が響こうとしている。スターティングブロックの確認なら何度もした。右足はラインから2足分、左足は3足分。リレーなら1走のナリキは持続力があるから長めにとって15歩。バトンを受け取ったら3走の花井まで200メートル。アンカーのジョージがゴールするまで叫び続ける。ファイットォー!!何度も走った道だ。何度も眺めた光景。1人で800m走るよりみんなで800m走る方が好きだった。長距離なのにリレーの選手っていうギャップが好きでね。部長で、練習しないのに凄くて、専門が800mで、長距離なのにリレーメンバー。
 
でも今回はバトンがない。個人種目はアタリがきついから好きじゃないんだけど、久々に一人で走る。しかもゴールがないらしい。何度も言うけどギャップが好きなんだ。部長で、練習しないのに凄くて、専門が800mで、長距離なのにリレーメンバー。勉強は全くできないし、社会経験、実務経験ともにゼロ、大学も出ておらず、というか普通に通っていてもまだ4年生、22歳4ヶ月の若造、なのにプロ。
 
きっと、世界レベルで見たら全く大したことのない、浮かれ過ぎの阿呆として処理されてしまうのかも知れない。でも僕の世界は僕が全てだから、今はせめて浮かれてみんなから褒められたり笑われたり蔑まれたり、色々思われたいと思う。部屋に引きこもってモニター見つめているだけじゃ、絶対に得られなかった感覚。
 
この感じ、うん、悪くない。
 

御礼 (10月22日)

突然では御座いますが、5月1日より半年間に渡って連載させて頂きました『窓のない部屋から見えた景色』ですが、本月末を以って終了させて頂くことになりました。
 
理由としましては、一応社会人としてのスタート地点に立てたこと、それに伴い生活スタイルが一変し集中力が分散してしまうと、これまで以上にこの連載には構ってやれなくなってしまうだろうということ、あとは丁度半年というキリの良い時期だったことも手伝いまして、この度の終了を決定致しました。
 
とは言いましても、まだ一週間以上も御座いますから、何度か文章を上げることは出来ると思いますので、それまで、また同じようにお付き合い頂ければと思います。
 
これまでに訪れてくださっていた皆様、管理人のユリアン様には厚く御礼申し上げます。
残り僅かでは御座いますが、よろしくお願い致します。
 

何とかなんべと言えることは幸せですよ。 (10月21日)

どうも、人生どうにでもなると思っている者です。
 
何とかなるだろスタイルはウケないと言われている現代において、口癖が「まぁ何とかなんべ」という致命的なハンデを背負っている霊長類です。有知であり黙して語らずな人間に憧れてます。
 
こうこうこうだよ、と説明することは物事を知っていれば誰にでも出来ますが、そこを黙して知らんプリ、「へぇ、まぁどうでもいいんじゃないカナー?」なんてさらっと言える大人に俺はなる!と海賊王になってみたところでこの達者な口はどんな大病院で手術しても直りそうにないのでホチキスで留めたい。
 
私が担おうとしているお仕事は、大手新聞社のテレビ欄やTVガイド誌上における番組紹介記事の執筆、主に映画番組の担当で、既存のモデルを如何に端的にまとめて発信するか、という作業なワケです。文章表現というものの中でも割と編集よりで、それは口達者を小説家とするなら有知人黙して語らずが編集者というニュアンスでして、つまり小説は完全オリジナル作品ですが編集は既存のものに分かりやすく手を加える作業じゃないすか。段々どうでも良くなってきたのでこの話打ち切り。
 
まぁ要は人間革命が行われるのではないかということです。経験は最高の賞与ですわよ、とマリーアントワネットもきっと言ってません。パンがなければケーキが食えると思っている阿呆に用なんてない。日本で言えばあれだろ、米がなければモチを食べれば良いじゃないってことだろ?そういう問題じゃないんすよ。うるち米うるち米。10年前、日本が米不足に喘いだとき、政府はモチを焼かずに輸入した。米がなければ輸入するのが現代である。ちなみに現代の日本には米が余っているらしい。政府の倉庫に大量の古米が眠っていると聞いた。それを恵まれない国に送ったら良いのにとか、そういう単純なことなら考えられますけど本当のところはどうでも良いんじゃないのと思っているので俺は一体何の話をしている。
 

就活の終焉、そしてリスタート。 (10月17日)

おかげさまで採用の通知を頂きましたので次の目標は試用期間内に迷惑を掛けてクビにならないよう努める事です。凡人は日々勉強勉強ズラよ、と殿馬も言ってました。
 
就職活動は僅か一社、日数にして1/6日、つまり4時間ほど。50社100社受ける覚悟はなかったにせよ、10社は覚悟していたのですがこれは奇跡の類ではなかろうか。東方の大陸より飛来した勾玉状の想念が僕の身に降り注ぎ、第六感や眠れる脳力を呼び覚ましたのではないかと思うのですが日本から見て大陸は東方ではなく西方だったのでそろそろクビが飛ぶかもしれません。
 
ライティング業務とは学歴より経験が物を言うのは当然としても、しかし経験を積むための場(企業・会社)に踏み込むためには大抵は学歴が必要という逆コロンブス理論に基づいた不公平が蔓延っているわけですが、大学も出ておらず幸も薄そうなアイム低能でも何とかそういった世界に滑り込むことが出来まして、そうなってからようやく思い出した。ライティング取引の媒体がでかすぎるために半端ない支配の罠。要するに日本を動かせるほどでかいメディアと取引をしておられあそばせたまわってござります会社様で御座いますから姫様早くこちらへ!
 
別に掛け軸の裏に隠し通路はないんですけど、早く新たな世界へと踏み出したい思い6.5割、床の間を削って逃げ道を作りたい思い0.5割。盗んだバイクで走り出したい思い3.5割、ニート化する0.5割。でもニートは世間の目が痛いだろうしバイクもペーパードライバーだし床の間の壁を掘るだけの労力はないし何より全部足したら11割なので大原の就職率みたいになってしまった。
 
先週の内に採用不採用の連絡が来る予定でしたが今朝方メールを頂きました。面接から2週間が経ちました。色々と疲れてしかも暇だったから6月に出たゲームの中古ソフト買ってきた。久々にゲーム買った気がする。3900円。お姫様が屋敷の中で罠を仕掛けて追っ手を駆逐する逆魔女狩りニュアンスが満載のゲームです。オモレー。弱々しい姫は好きですが強い姫も良いものですね。と思っていたら壁に仕掛けた槍に兵士を串刺しにして、身動きを取れなくしたところで床を吹き飛ばして放り投げ、着地したところに高速回転する水車があり、思いっきり跳ね飛ばされて再び落下したところに燃え盛る鉄球を落としてトドメを刺した。テクモはちょっとPTAに怒られたほうが良いと思う。
 

免許と夢と深層心理とペーパードライバーという現実 (10月11日)

我輩はペーパードライバーである。名前は佐藤です。
 
17の夏に自動二輪免許を、昨年の4月1日に自動車免許をそれぞれ取得した。しかし原付しか乗ることが出来ないし、機会もなかったため、未だに一度も車を運転したことがない。また、当方にする気もないのだ。
 
中学の頃からずっと言っていた。僕は車が怖いです。助手席に乗っているのも怖いんだから、自分で運転なんてとても出来るはずがないのです。怖いです怖いです。そう言い続けて来たのだが、ハタチになっても教習所通いを始めない僕に対して両親は「今取りに行かないでいつ取りに行くの」「免許持ってないなんて格好悪い」「死ね」などと悪魔に取り付かれたとしか思えない言霊を浴びせ続けて、嫌になった僕は仕方なく友人3人と教習所通いを始め、期間中はご飯がまともにノドを通らず散々痩せこけながら何とか試験に合格して免許証を手に入れたのです。ですのに我が家に巣食っているらしいもう一人の息子型核兵器に対しては国交を恐れるあまり何も言わず傍観の姿勢。あれ、なつやすみ、にかげつくらいあったはずなのになんでぼくだけ… ぼくは忌み子だからかな…
 
免許なんて欲しくなかったんだから当然運転をする気や機会など訪れるはずもなく、現在に至るわけですが、全く運転する気がないというわけでもありませんでした。せっかく免許があるのだから稀に運転くらいしてみたくもなるし、このままじゃいけないよなと己の内に巣くうチキン心を説得して運転席に腰を下ろしたこともあります。家まで500mくらいの地点から人通りも車通りも少ない帰路を辿るだけでした。しかしどうでしょう。助手席に座っていた、あれは僕の大好きな母親の姿に変化した妖怪ぬらりひょんだったでしょうか。まぁー余計な口を出すわ出すわ。ギアをドライブに入れたまま座席を変わって、いきなり動き出したら、「後ろ!車来てるっ!」これ何て風雲たけし城?
 
僕は初ドライブで緊張しているから、それはそれは慎重に後方を確認しましたよ。するとぬらりひょんが運転席に身を乗り出す勢いで後ろを見ながら「まだよー、まだまだ」なんて呪文を唱え始めるから除霊師を呼んで祈祷してもらいました。しかし中々成仏しません。結局僕は、1cmくらい運転したところで座席を譲ることとなりました。初めて助手席に乗せた女があんなのだなんて、ロマンチストを気取っている僕にはハタチの誕生日を一人で過ごすくらい腹の立つ事態だったわけです。
 
要するに自己満足でしょうか。使用人から「施錠はちゃんとしておきました。」と報告を受けても自分で確認しないと気がすまないマダムみたいなもので、ただでさえ人から何かを教わることが大嫌いな僕にとって自己の満心にひた走る教授様との運転練習など身が入らなくて当然、尚且つ車なんて車なんてと常々考えている者の微小なやる気、車だけに乗り気じゃないなんて免許が座布団制度なら全部持っていかれるところであり、士気を削ぐような形での運転なんてこっちから願い下げなわけです。つまり、初心者のトロトロした練習を間近で眺めながら、「ああじれったい自分でさっさと運転して軽快に走り飛ばしたい」などと僅かでも考えるであろう人は教授様に向いていないと思われます。
 
残念ながら私の周りには、運転慣れした友人もいなければ、ベテランの方でしっかりと僕の性格を理解して、トロトロやっても許してくれるような教官様は一人として存在しないので、やっぱり運転をする機会は訪れないでしょう。
 
最近、車を運転する夢を良く見るんです。さっき見た夢は運転の練習をしていたらハンドル操作を見えない何かに妨害されて蛇行を繰り返し、助手席にいた母に下手くそ!中止中止!!と罵られ、「免許取り消しだから出しなさい」と言われたんだけど車が止まらないから出せなくて、他の車にバッカンバッカンぶつかってもういいやとハンドルから手を離し財布を開いたら小銭が窓から飛び出して、それを踏みつけたタイヤが破裂、車が大きく跳ね飛んで地面に叩きつけられたところで夢から覚めました。果たしてこれの暗示する僕の深層心理はどのようなものなのでしょうか。
 
おはようございます、午前三時をお知らせします。そしておやすみなさい。今度は良い夢見れますように。
 

何だかんだいってここんとこ毎日のように書いてる (10月04日)

フォリオ寄稿完了。乙。
 
僕の大好きなアーティストにsurfaceという2人組みの男性ユニットがいる。サーフィスと読む。日本人です。
 
確か僕が中3の時くらいにデビューして、一時期は凄く人気があったけどその後ガクンと落ち込んでリリースがぱったり消えた。いや、正確にはリリースは続いていたのだが人気がなくなったので表舞台への露出が少なくなり、誰もが忘れた頃に「もう解散してるだろ」と思って検索を掛けてみたらまだ生き残っていて、明日、レコード会社を移籍して初となる1年ぶりのシングルが発売される。そして、かつては数々のテレビドラマ主題歌として名を馳せた彼らが、今回からアニメタイアップで知名度を再び広げ始めたのだ。
 
テレ東で「焼きたて!!ジャぱん」というアニメを確か木曜辺りにやっているのだが、そのエンディング曲「Re:START」というシングルをフライング購入してきた。心機一転、新しいスタートをという気持ちが込められたタイトルだそうだが、カッコイイし何より応援歌的なニュアンスを感じる。今まさしくリスタートを切ろうかという自分にピッタリの曲だったのであります。まぁアニメで既に聞いてはいましたけど。僕の中では、ここ数年で1,2を争う曲です。
 
『揺ぎ無い想いを込めて君へと送りつける「START」
僕の元に届いた文字は「Re:START」ってなんか笑えた』
 
だってさ。メールするべき君がいない僕には縁がない。でも良い歌。
 

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