保育園の頃、毎日が楽しくて、保育園の先生が大好きでした。担任の先生は本当に心の優しい素敵な先生でした。「いつかこんな人になりたいなぁ・・・」と6歳の私はなんとなくそう思いました。
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1993年、4月。私は保育士になりました。
自分の生まれ育った町で子どもたちと触れ合いたい。
念願の保育士になり、たくさんの子どもたちと毎日を過ごし、楽しい日々でした。
でも何年か経ったある時、感じたのです。子どもたちの笑顔が減っている・・・・。
無表情・無関心・無行動、キレる子どもたち。「保育士として私に何ができるんだろう?」悩んだ末、私は自分自身の保育士としての技術を試すため言葉の通じない国で働くことを決心しました。言葉だけでごまかすのではなく、『心の通じる保育士』
になりたい。世界中の子どもたちの笑顔を見たい。1999年6月、オーストラリアへ旅たちました。
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オーストラリアの保育園ではたくさんのことを学び、感じました。
オーストラリアにはいろいろな国の人が住んでいます。日本から出てみるとそれぞれの国によって、考え方・価値観・環境も大きく違っているのが良く見えました。でもこんなにも違っているのに、感じる痛みやうれしさは同じだったりするのです。もちろん「笑顔」も。
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何人かで集まると必ず国の話になります。みんな思いっきり素敵な笑顔で故郷の話をするのです。私もたくさん話しました。この新城で生まれ育った思い出です。
その時ふと思ったのです。「あ〜新城に帰りたい」と。ホームシックとかでも誰かに会いたいとかでもなく、『新城』に戻りたくなったのです。
帰る場所があるって素敵です。思い出があるってすばらしことなんです。
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私には幼い頃の楽しい思い出がたくさんあります。それは私が毎日笑顔で過ごせていたからでしょう。嫌な思い出もたくさんあります。辛かったことも、悔しかったこともあります。でもそれがあるからこそ、私の思い出があるのだと思います。いい環境に恵まれ、いい人たちに囲まれ、私は大きくなりました。
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新城が好きだからこそ、新城の子どもたちを愛したい。
自分の経験してきた思い出を子どもたちにも・・・・。
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私は今までたくさんのお母さんや子どもたちと出会ってきました。
今ではもう高校生になった教え子たちも「先生!」と声をかけてきてくれます。
そして彼らの笑顔が13年前と変わらないことをとてもうれしく思います。
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子どもの笑顔。育っているのは子どもだけではないようですね。私たち大人も毎日のほんの少しの触れ合いや笑顔、交わす言葉の温かさで幸せになり成長してると思います。
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私は今、この新城で民間の保育施設を運営しています。
大好きな仕事を続け、大好きな子どもたちと毎日を過ごしています。
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6歳の春、保育園の先生が大好きで。
13歳の春、保育士になりたいと強く想い。
20歳の春、憧れの保育士になり。
26歳の春、海外へとと旅立ち。
そして、33歳の春・・・私は今日も新城の子どもたちを思っています。
子どもの素敵な笑顔に会いたくて・・・・。
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| 写真:子いづみやとゆかいな仲間たち |
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追伸:私が「心の通じる保育士」になれたかどうかは・・・・。今後の活動にご期待ください。 |